コマ遊びを始めたばかりの頃、まず悩むのが「ヒモって、これでいいの?」という疑問です。
そして技に挑戦し始めると、今度は「もっと回したい」「技を成功させたい」と、ヒモへのこだわりが出てきます。
今回は、モズを愛用している中級者の私が、初心者と中級者、それぞれにぴったりなヒモ選びについて、実体験を交えてご紹介します。

↑上2つがツバメ付属の綿ヒモ。黒いヒモがツル付属のヒモ。下の赤いヒモがパラコード
初心者はまず“綿ヒモ”でじゅうぶん!
初めてコマに触れる人にとって、一番身近なのが“付属の綿ヒモ”です。これ、実は初心者にとってとても優れたアイテムです。

巻きやすく、すべりにくく、引きも軽い。ヒモが太めなので、指に食い込みにくくて安心です。コマに巻く感覚や投げるときの力加減を覚えるには、この綿ヒモが最適なんですね。
特にお子さんや、はじめてコマを体験する方には、扱いやすさという意味でもおすすめです。焦らず、まずはこのヒモで「きれいに回す」「紐かけ手乗せ」などの基本をしっかり身につけていきましょう。
また、左利きの方は金剛打ちのヒモを使うことをおすすめします。付属のヒモを使うとヒモがよれて壊れてしまうからです。
中級者に近づいたら、“パラコード”を試してみよう

私自身、いま使っているのは↑右から2番目の「モズ」という中型のコマ。空中手のせは安定してきて、こま技検定二段・三段といった連続技の練習にも挑戦中です。
そんな私が最近メインで使っているのが、ナイロン製の“パラコード 4mm”というヒモです。

このパラコード、綿ヒモに比べてスルスルと引けて、コマに強い回転が伝わりやすいのが特徴です。最初はすべりがよすぎて戸惑うかもしれませんが、慣れるととても快適。特に連続技では、ちょっとした引きの違いが成功率を左右するので、この違いは大きいです。
耐久性にも優れていて、長く使えるのもポイント。色のバリエーションも多く、ちょっとしたおしゃれも楽しめます。私は自分のモズに合わせたカラーを選んで、気分を上げながら練習しています。
もちろん、コマに最初から付属しているヒモを引き続き使ってもOK。中級者になったからといって、必ずパラコードにしないといけないわけではありません。手に馴染んでいることも大切な要素です。

↑ツル付属のポリエステルのヒモ。
素材や編み方で、投げやすさや技のやりやすさが決まるのかもしれない。

↑エンドボタンがあるとすっぽ抜けにくい。

エンドボタンは様々な種類がある。人によっては5円玉を使う場合もあるみたい。
まとめ|ヒモも“レベルに応じて選ぶ”がコツ
初心者には扱いやすくて安心感のある「綿ヒモ」がぴったり。
そして、中級者にステップアップしたら、より回転力が出せる「パラコード」を試してみるのがおすすめです。
ヒモを変えるだけで、コマの動きや手応えがガラッと変わることもあります。
ちょっと物足りなさを感じたとき、それは「次のステップに進むタイミング」かもしれません。





